人々の価値観、生き方、世の中の仕組みが変わってきている今、精神科への期待も大きくなってきていると感じています。
時代とともに、悩みや病気の質も変わってきています。今は昔よりも難しい内容の病気が多いです。


Interview
院長インタビュー
スタッフインタビュー:院長
最近の精神科業界について感じることを教えてください。

小阪病院の特長や魅力を教えてください。

患者さまが安心できる空間
「私たちは人間が人間らしい生活を過ごせることに貢献します」をモットーとして掲げています。
病院の目標は、「治すこと」「癒やすこと」「スピリチュアル」です。社会医療研究所所長の 岡田玲一郎先生が言われている「医療とは、治すこと、癒すこと、スピリチュアル」という考えの基に、治療にあたっています。
「スピリチュアル」は「生きる希望を沸き立たせる」「病気とたたかう勇気を与える」という意味です。
看護師さんが元気よく、朝挨拶するだけでも、患者さまの具合が変わってきたりします。
病院は、患者さまが安心できる空間でなければならないと思っています。「ホテルのような病院」というのは、健常者にとっての価値観であります。そうではなく、私たちの病院は、病気の方にとって、安心できる場でなければならない、と考えています。
天心会の今後の目標を教えてください。
使いやすく過ごしやすい建物を整備することもそうですが、我々天心会の長所は「職員」です。「相手を尊重する姿勢を常にもつ」ことを念頭に置き、患者さまへ接しています。
患者さまに「大事にされている、尊重されている」と思っていただける、態度で接すべきだと考えます。
患者さまにとって、よい環境、美味しいお食事は、スピリチュアルにもなりますし、癒やしにもなります。そのようなものを提供し続けていきたいと思っています。
心に残るエピソードを教えてください。

患者さまが元気になられる瞬間
人々の価値観、生き方、世の中の仕組みが変わってきている今、精神科への期待も大きくなってきていると感じています。
時代とともに、悩みや病気の質も変わってきています。今は昔よりも難しい内容の病気が多いです。
普段から心がけていることは何ですか。
患者さまと、医療に携わる者、両者の気持ちを一致させることが大切だと思います。
治療方針でも、患者さまの意見をお聞きするだけではなく、専門家として説明を尽くし、よいアイディアがあれば、ご提案していきたいと思っています。
患者さまと、医療に携わる者が、同じ方向を向いて、治療に取り組んでいくことが大事です。
医療の専門家として、患者さまとよく話をして、押しつけではなく、気持ちを一致させていきたいと考えます。
小阪病院の今後のビジョンを教えてください。

人間が人間らしい生活を過ごせることに貢献する
今まで取り組んできた「人間が人間らしい生活を過ごせることに貢献する」ことを、より徹底していきたいと思います。
「治すこと」「癒やすこと」「スピリチュアル」の考えを基に、患者さまには「受診して良かった」と思っていただける、職員には「勤務して良かった」、患者さまを紹介してくださる地域の先生方にも満足していただけることを、心がけていきたいと思います。
ホームページをご覧の皆様へ
「天心会の施設を利用して良かった」と思っていただけるよう、職員一同、日々研鑽、努力を重ねて参ります。
我々のできることは誠心誠意、取り組みます。できないことがある場合には、しかるべきところをご紹介させていただきます。