ドクター ドクター

Interview

ドクター

HOME
/
採用情報
/

ドクター

スタッフインタビュー:ドクター

ドクターを目指したきっかけを教えてください。

外科医として病院勤務していた父親の影響が大きいです。小さい頃から外来病棟や医局にも遊びにいったり、医局旅行ではスタッフの方々に遊んでもらったり釣りをしたり。家では父親が楽しそうに職場であった出来事を話す姿を見ていました。紆余曲折はありましたが結局、自然と医者を目指していました。

なぜ精神科を専門にしましたか?

初期研修の2年間で、身体領域を一通り経験してみて思ったことは、入院患者さんにせよ、救急外来患者さんにせよ、その人の生きてきた背景や考え方、生活状況を見ずして目の前の数字や、症状を取ることだけが医師の仕事ではないような気がしました。精神科だけ専門にするつもりは今もないのですが、とにかく人を診るにあたって無視できない領域だと思い、一番経験を積むのに時間を要すると思ったからです。

小阪病院へ入職したきっかけは?

たまたま、初期研修中に努めていた病院で、リエゾン医として勤務されていた精神科の先生が、小阪病院の出身でした。広い分野の疾患を勉強することができ、院内の雰囲気も良く、先生方もしっかりと指導医として関わってくださる先生が多いとお聞きし、入職を希望しました。

入職してどうでしたか?働く環境は?

精神科の深い知識がなく、病棟でのコメディカルとの関係性も今ひとつわかっていない僕にも、周囲の皆様は暖かく接して下さいました。まずは看護師さん、PSWさん、患者さんから教わることが多く、一方で疾病や治療法、精神科に必要な法的な書類、手続き、カルテ記載などのことについてはしっかりと指導医の先生が症例ごとにつき、指導いただいております。コロナ禍でなければ病棟飲み会や忘年会、共済会旅行などもあり、とても打ち解けやすい職場だと感じます。季節ごとに飾り付けが変わったり、レクリエーションでは院内で夏祭りやクリスマス会があったりと、四季の流れを感じながら患者さんと1日1日を歩むような感覚で、いつも回診させていただいております。

教育体制は?

前述のように、1症例ごとに、入院時面接から指導医がついてくださり、診断から治療方針、患者様への精神療法、退院後の生活環境調整に至るまで、適宜指導を受けることができます。
毎週月曜、木曜(現在は中止中ですが)には、医師が一堂に会する時間があり、症例に関する相談を受けていただくことができます。何か義務的に症例提示をしたり、指導医の方針を踏襲しなければならない場面は少なく、能動的に自ら知識を深めるために指導医に教えを乞うと、本人のペースに合わせて指導していただける、という体制です。

ホームページをみた皆さん、患者様へメッセージ

患者様やご家族様にとって、精神疾患というのは、未知の世界で、目に見えないために理解が難しく、ただただ怖い、得体の知れないものとなりがちです。しかし、意外に「心の病」というのは身近で、多くの方が悩んでおり、全くもって正体不明でもないな、患者様と一緒に戦える相手だな、と働きながら感じることがあります。
知らないこと、目に見えないことは、必要以上に不安や恐怖心を生みます。まずは困りごとを相談してみてください。お力になれればと思います。

そのほかのスタッフインタビュー